映画「365日のシンプルライフ」感想
Amazon Prime Videoで鑑賞。
フィンランドのドキュメンタリー。
最近ミニマリズムや捨てることが生き方・考え方として広く認められてきていますが、この映画は物を減らすのではなく、0から必要なものを増やしていく1年間の実験の記録です。
ルールは4つ。
1.持ち物すべてを倉庫に預ける。
2.1日に1個だけ持ち出せる。
3.1年間続ける。
4.1年間なにも買わない。
なので最初は裸・裸足で雪の上を走るところから始まります。
「どうして最初の1個を倉庫に預けるときに持ち出しておかなかったんだっ!?」
とツッコミを入れつつ、次はなにを持ち出すのだろうと楽しみになります。
少ない物で満足したり、反抗期になったり、リアルでおもしろいです。
作中、深く心に感じる言葉が色々と出てきます。
主人公とおばあちゃんの会話が特に良いです。
生活に必要な物だけじゃ味気ない。
その次に、生活を楽しむ物も人生には必要なのです。
ドキュメンタリーが苦手でなければ、生活について考えるのにオススメの1本です。